ホンダ

最近、本を買いました
ホンダが世界GPに挑戦した1950〜1960年代のマシンや
関係者の話をまとめた本です。
タイトルを見て気になって、本屋で見て即買い決定でした。
当時の開発者さんのお話の中の本田宗一郎さんとのやりとりは
とても面白いものでした。
世界最強のレシプロエンジンを産んだホンダも、
そのたった10年前は、まさに手探り状態の試行錯誤だったと。
また当時ホンダのライダーだった高橋国光さんや谷口尚巳さんの話は
その頃のGPの様子が窺い知れました。
当時は公道レースが多かったため、事故で死んでしまう選手も多く、
壮絶な世界だったんだと思い知りました。
1960年代は日本製モーターサイクルの最初の金字塔であると思いますが、
当時の事を知る方々がご高齢になってきている現在、
他のメーカーの事もぜひ、資料をまとめて出して欲しいと切に願います。
それから約50年後の今年、
ホンダに乗る日本人がMotoGP(バイクレースの世界選手権)で
世界チャンピオン争いを繰り広げています。
名前は青山博一(ひろし)。
2003年に全日本チャンピオンとなり、翌2004年からMotoGP参戦。
昨シーズンまではKTMというオーストリアのバイクで
MotoGP 250ccクラスに参戦していたものの
チームメイト(フィンランド人)より成績は上なのに冷遇され、
あげくいきなりのワークス活動停止で2009年のシートを失うことに。
なんとか契約をとりつけ参戦することは決まったが、
開発のストップしたホンダのRS250では苦戦が予想された。
しかし蓋を開けてみると快進撃!
トップスピードの劣るマシンをコーナリングの巧みさで補い
周りはパワーに勝るイタリアンマシンだらけの中で孤軍奮闘、
駆け引きの上手さ、勝負強さで常にトップ争いに加わる。
後半戦に入ってチャンピオン争いをしていた
アルバロ・バウティスタが連続自滅で脱落したものの
今度は前年チャンピオンのマルコ・シモンチェリが猛追、
連続優勝で追い上げてきた。
前回マレーシアGPでも苦しい展開になるかと思われたが、
ここにきて優勝をもぎとり、差を広げた。
現在最終戦バレンシアGPを残して、21ポイント差をつけてランキングトップ。
故加藤大治郎以来の日本人世界チャンピオンに、ほぼ手をかけています。
タイトル争いをしているシモンチェリが1位でも
博一が11位に入ればチャンピオン決定!
逆に言えばシモンチェリは優勝が必須条件。相当プレッシャーがかかるはず。
条件的には相当有利なんですが、レースに絶対はありません。
11位と言わず、ぜひ優勝してタイトルを決めて欲しいです。
決戦は日曜日、普段バイクのレースを見ない方も
博一を応援してあげて下さい!

